お知らせinformation
2019年1月25日2:33 PM [お知らせ]
先日、保育士のお客様とお話しする機会がごさいました。
お客様は趣味でカブト虫を飼育されておられ、情操教育に役立てば
と思い教室にカブト虫を持ち込みました。
『みなさん!この生き物は何か知ってますか?』
はぁ~い!カブト虫
『ではカブト虫は何を食べてますか?』
はぁ~い!昆虫ゼリー
・・・・・・昆虫ゼリー
『カブト虫がどこに住んでるか知ってますか?』
はぁ~い!ホームセンター
20代の若いお客様もさすがにビックリされ、教室で飼育していく
ことに決めました。
数匹飼育する中でやがて一匹が亡くなります。しかし死が理解出来ない
生徒が多く「先生どうやったら動くのん?」
保育士のお客様は意を決して死について説明しますが翌日以降
生徒の親からのクレームに対処しなければならなくなります。
【教室でカブト虫を飼うのは不衛生】
【読み書き以外の余計なことを教えるな】
【家で死についてばかり質問される。どうなってるんだ】
保育士のお客様は生あるものはやがて亡くなるので飼育を
通して喜びと悲しみを知ってもらい、成長して山や森を歩いた時には
自然の中の生命を感じてほしい。そう願ったのですがこんなに反感を
受けるとはと語られておりました。
お話しを聞いて驚きました。人を形成する中で生と死から学ぶことが
沢山あると思います。私が幼い頃には自然と生き物が非常に身近にあり教わる
ことなく学ぶことができましたが、私の子供が三歳になった時に父が突然
ハムスターを買ってきて子供に飼育させたのを思い出しました。
今思うと何か感じることがあったのかもしれません。
感謝も含め父の墓前に手を合わせてきます。
【花と緑の公園墓地・霊園】石山瀬田川浄苑
滋賀県大津市石山外畑町白砂42-3