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想いを刻む

2018年11月1日5:12 PM [お知らせ]

 

 

墓石を完成させるにはお客様からご依頼の

文字を彫らなければなりません。

この文字を彫る!がお墓づくりで最も大切なプロセス

だと思っております。

日本全国隅々まで見て歩いたわけではありませんが、

関西の彫る技術は日本でもTOPレベルに位置します。

具体的に説明しますと、墓石に彫った文字は人が見た時に

深く彫れていて、尚且つその文字を筆で書いた時の筆圧を

再現するかのように彫った文字に凹凸をつけていきます。

これにより彫った文字が立体的になり力強さや優しさが表現されるのです。

とある地域では機械化が進み、人が彫るのではなくレーザーで彫りこんで

います。この場合2㎝の深さで彫るように機械に指示すると文字全体どこも

2㎝で彫ることになりハンコのような彫りになってしまうのですが

それが当たり前の地域であったり、逆に雪国では彫った文字に雪が積もり

やすいので文字を凸浮き彫りにしたりすることもありますので、あらためて

お墓は地域に根付いた文化が形成しているんだと感じます。

 

画像は象嵌(ぞうがん)加工の一例です。

象は「かたどる」、嵌は「はめる」の意味で、石を彫って石のピースを

はめこんだ後に磨いて製作します。

前途の文字以外に個人の想いを残したいと考えるお客様が最近増えております。

当霊園では故人が好きだった花や、製作した版画の作品を墓石の一部に

象嵌加工を施した例が多数ございます。

ご見学に起こし下さいましたら環境の良さと合わせて想いを形にする技術も

ご覧下さればと思います。

 

【花と緑の公園墓地・霊園】石山瀬田川浄苑

滋賀県大津市石山外畑町白砂42-3

 

 

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